リフトアップ・アンチエイジング
ボディ 糸リフトでは届かないたるみもあります。今は見送りたい体の状態と、起こりうるリスク
ボディ 糸リフトで引き上げられるたるみと、届かないたるみ。起こりうるあざ・腫れ・くぼみ、見送りを考えたい体の状態、回数と帰国便の組み方を院長が整理しました。部位と日程はLINEで送れます。

ボディ 糸リフトは、溶ける糸を皮膚の下に入れて、脂肪吸引や減量、出産のあとにゆるんだお腹や二の腕などの皮膚を引き締めることをねらう施術です。ただ、垂れ下がるほど余った皮膚を取り除くことはできません。体重は落ちたのにお腹の皮膚だけが戻らず、韓国まで行って受けても変わらなかったらどうしよう、と迷っている方には、受けない方がいい条件から先に知っていただきたいと考えています。
当院のボディソックリフティングは、ボディ専用の溶けるコラーゲンフィルムの糸「インナーソックフィルム」を使う方法で、特許を取得しています。それでも、すべてのたるみに向くわけではありません。合わない体なら合わないと伝えるのが、医師の役目だと私は考えています。
糸の範囲に入るかどうかを知りたい方は、気になる部位と、減量や出産からどのくらい経ったか、来られる日付をLINEに書いてください。聞きたいことは「何回くらい通う前提で考えればいいか」の一つで十分です。日程を添えると、空いている時間を返信してもらえます。
糸で引き締められるたるみと、届かないたるみ
糸が向いているのは、皮膚が少しゆるんで弾力が落ちた状態です。余った皮膚を切り取ることや、脂肪の量そのものを減らすことは、糸の役割に入りません。
脂肪吸引や短期間の減量で脂肪のボリュームが急に減ると、皮膚がその分だけ引き締まらず、皮下脂肪と皮膚の間にすき間ができてたるみます。カーテンのようにゆるんだ皮膚や、急なサイズの変化のあとのしわっぽい質感が、ボディソックリフティングの主な対象です。施術部位は、二の腕、上下の腹部、お尻、太ももの内側・裏側、ひざ、上胸です。
一方で、お腹の皮膚が下着の上にかぶさるほど余っている場合は、一般的には皮膚を切り取る手術が検討される領域です。糸で引き締めても、余った皮膚の量は変わりません。
皮下脂肪の厚みがゆるみの主な原因なら、話の順番が変わります。当院のボディ糸リフトは3ステップで、V-MAX超音波リフトアップで施術部位全体を引き締め、マイナスファット ボディソリューションで変形した脂肪とセルライトをケアしてから、インナーソックフィルムでゆるんだ皮膚を引き上げます。
院長メモ
つまんだときに指の間に残るのが、薄い皮膚なのか、厚みのある脂肪なのか。私が最初に知りたいのはそこです。皮膚が大きく余っている体に糸だけを重ねても、期待とのずれが広がるだけです。糸で届く範囲かどうかを先に見極めることが、遠くから来る方への何よりの配慮だと思っています。

今は見送りを考えたいのは、どんな体の状態ですか?
次のような状態では、時期をずらすか、別の方法を先に考えるのが一般的です。受けられるかどうかは、最終的には対面の診察で決まります。
- 体重がまだ落ちている途中で、数か月のうちにさらに減らす予定がある
- 妊娠中・授乳中、または出産から日が浅い
- 施術したい部位に湿疹や傷、感染がある
- 血液をさらさらにする薬を飲んでいる、または出血が止まりにくいと言われたことがある
- 糖尿病などで傷の治りが遅いと言われている、ケロイドができやすい
- 帰国の翌日から、重いものを運ぶ仕事や激しい運動が続く
体重が動いている途中で糸を入れると、その後の減量で皮膚の状態がまた変わります。体重が落ち着いてから皮膚のゆるみを見たほうが、糸で届く範囲かどうかを判断しやすくなります。
服薬中の方は、自己判断で薬をやめず、処方している医師にも相談してください。
あざや腫れ、くぼみはどのくらいで落ち着きますか?
クリニックの案内では、あざや腫れは一般的に1〜2週間以内に落ち着きます。施術後すぐに日常生活には戻れますが、それとあざが目立たないことは別の話です。
知っておきたいリスクと副作用
一時的なあざ、腫れ、痛み、アレルギー、ディンプル(皮膚のくぼみ)が出ることがあります。出血・感染・炎症が起こることもあります。米国形成外科学会(ASPS)も、糸リフトのリスクとして感染や、糸が皮膚の上から見えたり触れたりすることなどを挙げています。体と顔では皮膚の厚みも動きも違いますが、皮膚の下に糸を入れる以上、同じ種類のトラブルは起こりえます。
施術後1〜2週間は、サウナ、マッサージ、激しい運動を控えてください。韓国滞在中のチムジルバンやアカスリ、帰国後すぐのジムやヨガも、この期間には入れない前提で予定を組みます。
帰国後に赤みが広がる、熱をもって痛みが強くなる、膿が出る、皮膚から糸の端が出てきたといった変化があれば、日本の医療機関を早めに受診してください。当院の案内でも、気になる症状があるときはクリニックへ連絡するようお願いしています。施術日・部位・使った糸の名前をメモしておくと、どちらに相談するときも説明が短くて済みます。
効果には個人差があります。持続期間は、クリニックの案内では通常1〜3年程度とされ、糸の種類やメンテナンスで変わります。顔の注射とは経過の長さが違うので、リジュランのダウンタイムと施術後の過ごし方で書いた数日単位の話とは、別の物差しで考えてください。
1回で終わらない施術を、旅程にどう組み込みますか?
ボディ 糸リフトは、クリニックの案内では、たるみの程度に応じて1〜2か月間隔で3〜5回程度が目安です。回数は体を診てから決めるものですが、1回の渡航で完結する前提では考えないでください。
施術は入院不要で、部分麻酔、施術時間は約1時間と案内しています。当日から日常生活には戻れますが、半袖や水着になる予定が帰国直後にあるなら、時期をずらしてください。
当院はソウル・汝矣島にあります。仁川空港から来る場合は、6007番のリムジンバスに乗り、「ユジン投資証券」(コンラッドホテルの裏)で降りれば徒歩約5分です。帰りの空港行きリムジンバスは、クリニックの目の前の停留所から出ます。金浦空港を使うなら、9号線で汝矣島駅へ向かい、4番出口から歩いて約4分です。
土曜は16時まで、日曜と祝日は休診です。2回目以降の来院も考えて、日本の連休と韓国の祝日を両方見比べながら渡航の時期を決めると、組み立てやすくなります。
次に気になりやすい点は、リジュランは痛い? 痛みへの配慮とプラズマ5段階麻酔で詳しく書いています。
韓国で受けるからこそ、決める前に確かめたいこと
国民生活センターは、美容医療のトラブルを避けるために即日施術は避け、リスクなどを確認するよう呼びかけています。消費者庁も、美容医療を受ける前に確認したい事項と相談窓口をまとめています。旅行中の施術は、来院した日に決める形になりやすいものです。出発前に聞けることは聞いておき、当日の説明に納得できなければ受けないという選択を残しておいてください。
聞いておきたいのは、使う糸の種類と溶けるまでのおおよその期間、自分の場合に想定する回数と間隔、起こりうる副作用と帰国後に症状が出たときの連絡方法、そして当日の麻酔の方法です。
当院には決まったパッケージはなく、まず医師が体と肌の状態、お悩みを確認し、1対1でプランを決めます。カウンセリングと施術は個室で行います。私はコラーゲンフィルムの糸リフトと糸の挿入器具で特許を持ち、ケアイズTAPS・クイル・アプロメディオンのスレッドリフトでキードクターを務めています。
体と一緒に、顔のたるみや肌質が気になっている方もいるでしょう。顔の糸リフトでは、肌質のケアとしてリジュランを組み合わせることもあります。リジュランがどんな製剤かはリジュランの成分と仕組みを解説した記事に、引き上げとは違って何が変わるのかはリジュランで変わること・変わらないことをまとめた記事に書いています。
部位を書くのにためらいがあれば、「お腹」「二の腕」と一言だけでも構いません。それに、いつ頃なら2回目の渡航ができそうかを添えて、LINEで送ってください。
「ボディ 糸リフト」についてよくいただく質問
ボディ 糸リフトの糸は、体の中にずっと残りますか?
顔の糸リフトと同じ糸を使いますか?
脂肪吸引を受けてから、どのくらいで相談できますか?
二の腕とお腹を、同じ来院で受けられますか?
施術中や施術後の痛みはどのくらいですか?
効果には個人差があります。 どの施術にも副作用の可能性があり、同意いただく前に説明します。本記事はクリニックによる一般的な情報であり、診断ではありません。適応はカウンセリングで判断します。
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